【ミニ展示】岡本かの子の短歌を「かなの書」にのせて
お知らせ2024.5.1
場所: COFFEA EXLIBRIS kettle 府中市八幡町3-19-3 京王線 東府中駅徒歩4分
期間: 2024.5.18(土) ~ 6.16(日)
平安時代に誕生した日本独自の文化である「かなの書」。それは、今ではほとんど見ることもなくなった変体仮名と連綿と呼ばれる流麗な続け書きを使って、俳句や和歌など日本の情緒的感覚を表現するアートです。日本人の美意識が生み出した、流れるような美しい線と余白が織りなす空間美は、かなの書にしかない魅力といえるでしょう。
本展示では、大正時代に詠まれた岡本かの子の歌集から、心惹かれた桜の歌を題材に、かなの書のちらし書きという手法でもって、その魅力を表現してみました。未熟な作品ではございますが、歌の魅力とともに、かなの書についても知ってもらえる機会となれば幸いです。
パネル作品